7日の日経平均は反落
7日の日経平均株価は、
前日比61円95銭安の2万2085円80銭、
TOPIXは6.92ポイント安の1652.43と、ともに反落となりました。
米中間選挙の行方に市場の関心が集まる中、選挙結果を睨みながらの相場展開に。
一時は大きく上昇しましたが、米中間選挙が市場コンセンサス通りとなり手仕舞い売りが出た模様です。中間選挙の結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの様子見ムードもあるようで引けにかけてじりじりと値を下げる展開となりました。
今日のダウの値動きはしっかり押さえたいところですね。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めました。
セクターでは原油相場の下落影響やJXTG<5020>の決算後の乱高下を受けて、石油石炭が4%を超える下落。
指数インパクトの大きいところでは、決算が嫌気されたダイキン<6367>が重石となる半面、ファーストリテ<9983>が大幅上昇となり、下支えとなっています。
個別銘柄ではサンバイオ<4592>が連日でストップ高を付ける中で、マザーズ指数の強さが目立ち、
終値は前日比14.0pt高の964.0ptと4日続伸。
OTS<4564>、メドレックス<4586>、GTS<4584>などのバイオ関連株人気が寄与しています。
JASDAQ平均は小幅反発し、JASDAQ-TOP20は続伸、J-Stock Indexは3日ぶりに反発。
個別では、上期の営業利益が2ケタの増益となったファミリー<8298>が前日比80円(+18.10%)高の522円、連日の株価下落の反動から買い戻された麻生フオーム<1730>は前日比100円(+17.86%)高の660円とともにストップ高まで買い進まれました。また、本日の決算発表を控えた思惑買いにより太陽工機<6164>が前日比490円(+15.26%)高の3700円と3日ぶりに大幅に反発し、オプトエレクト<6664>、インターライフ<1418>、ムラキ<7477>などが値上がり率上位にランクインしています。
米中間選挙の重大イベントが通過したわけですが、市場の落ち着きから個人主体の中小型株物色が次第に活発化しやすいとみられます。
相場の落ち着きとともに、売られ過ぎの銘柄などへはリバウンドを意識した資金流入が増えてくることになりそうです。