先週のおさらいと今週のスタートに向けて | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先週のおさらいと今週のスタートに向けて

おはようございます☀

先週は長期化する米中貿易摩擦に進展がありましたね。

トランプ大統領が中国との貿易協定締結への自信を示しており、中国の習近平国家主席と電話会談したとツイッターでつぶやき、米中協議の進展を示唆。1日には中国との合意に向けた草案作りを指示したなどと報じられ貿易摩擦への懸念が後退。一方で、ホワイトハウス高官やクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が米中の早期の貿易合意には否定的な見解と報じられるなど期待感と不透明感が交錯している状況です。


また日米ともに決算が本格化。

アメリカでは1日夕方に慎重な業績見通しを示したアップル株が6%超と急落。ボーイングやアリババ・グループ・ホールディングスなどの中国関連銘柄も下落となっています。


日本ではソニー6758やホンダ7267、アドバンテスト6857などが上方修正を発表したことで、企業業績に対する警戒感が後退しています。


2日のダウ平均は前日比109ドル91セント安の2万5270ドル83セントと4日ぶりに反落。
ナスダック総合株価指数は同77.063ポイント安の7356.994と、ともに下落しています。

11月2日に発表された10月の雇用統計は、
非農業部門雇用者数は25.0万人増と予想19.3万人増を大幅に上振れ。失業率は予想同様3.7%予想と前月と同じ高水準をキープ。
インフレ関連の指標として注目される時間給賃金は予想の前月比+0.2%、前年比+3.1%と同じ数値となり前年同月比の増加率が加速、3.0%台の回復に。3.0%台の回復は2009年4月以来9年半ぶりとなります。
米長期金利が上昇し、ダウを圧迫。為替市場では日米金利差の観点から円売り・ドル買いが進行。円相場は1ドル=113円台に下落しました。
円安・ドル高進行は買い支援材料となりますが、米中間選挙前で手がけにくい状況の中前週末の米ダウ反落を受けて売り先行のスタートとなりそうです。

今週もよろしくお願いいたします🤲