2日のダウは4日ぶり反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

2日のダウは4日ぶり反落

2日のダウ平均は前日比109ドル91セント安の2万5270ドル83セントと4日ぶりに反落。
ナスダック総合株価指数は同77.063ポイント安の7356.994と、ともに下落しています。

11月2日に発表された10月の雇用統計は、
非農業部門雇用者数は25.0万人増と予想19.3万人増を大幅に上振れ。失業率は予想同様3.7%予想と前月と同じ高水準をキープ。
インフレ関連の指標として注目される時間給賃金は予想の前月比+0.2%、前年比+3.1%と同じ数値となり前年同月比の増加率が加速、3.0%台の回復に。3.0%台の回復は2009年4月以来9年半ぶりとなります。
米長期金利が上昇し、ダウを圧迫。為替市場では日米金利差の観点から円売り・ドル買いが進行。円相場は1ドル=113円台に下落しました。

米中の貿易交渉の進展を巡りトランプ米大統領が交渉に楽観的な見方を示す一方で、ホワイトハウス高官やクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が米中の早期の貿易合意には否定的な見解と報じられるなど期待感と不透明感が交錯。
前日夕に慎重な業績見通しを示したアップル株が6%超と急落したことも重しとなりました。