29日の日経平均は小幅に3日続落
29日の日経平均株価は、
前営業日比34円80銭安の2万1149円80銭と小幅に3日続落。
26日の米国市場において、ダウ平均は前日比296ドル24セント安の2万4688ドル31セント、
ナスダック総合株価指数は前日比151.123ポイント安の7167.213とともに反落。
S&P総合500は5月初旬以来の安値。
ハイテク株中心に下落となりましたが、アマゾンやアルファベットの決算を嫌気した下げについては時間外で織り込まれている状況の中、日経平均は足元の急落に対する自律反発の流れが先行。
また、信越化<4063>の良好な決算内容も安心感につながり、21300円を回復して始まった日経平均は、一時21465.99円まで上げ幅を広げる局面もみられましたが、
自律反発狙いの買いも限られており、反対に中小型株を中心に値を消す展開に。
先週末の終値を挟んでのこう着が続きました。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の6割を占めています。
指数インパクトの大きいところでは、信越化、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ユニファミマ<8028>、東エレク<8035>がしっかり。半面、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>が重石に。
日経平均の下落率は0.16%と小幅だったが、マザーズ指数は4.06%、JASDAQは1.91%と中小型株が下げていますね。薄商いの中を利益確定のほか、損失覚悟の換金売り等が続いており、イレギュラー的な価格形成となっているよう。
一方で信越化が終始堅調に推移するなど、好決算企業に対する物色意欲は強いもいう面もあります。
米中間選挙が通過するまでは押し目買いも入れづらい状況との見方が大勢であり、値ごろ感からの買いも入りづらいかもしれませんね。
癒されました❣️
