26日の日経平均は続落
26日の日経平均株価は、
前日比84円13銭安の2万1184円60銭と続落。
前日の米市場では、
急落の反動や米2018年7~9月期決算において、マイクロソフトやVISA、ツイッターなどが市場予想を上回る好決算発表が相次いだことなどからダウ平均は前日比401ドル13セント高の2万4984ドル55セントと4営業日ぶりに大幅反発。
ナスダック総合株価指数も前日比209.935ポイント高の7318.336と3日ぶりに反発。
日本株もその流れから買い優勢でスタート。
しかし、米国の時間外でアマゾン、アルファベット(Google)ともに決算が市場予想を下回り、時間外取引で大幅下落したことや、FANG銘柄への成長懸念、週末の米国市場の弱い値動きが見込まれることでオーバーウィークでポジションを取りにくい需給状況のもと値を消し、マイナスに転落しました。
日本主導での反転は期待しづらく、まずは下げを警戒している米国市場が底堅い値動きをみせてくるかが注目されるところでしょう。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めています。
セクターではサービス、精密機器、その他製品、情報通信、電気機器、機械が軟調。
半面、パルプ紙、輸送用機器、ゴム製品、陸運がしっかり。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が下支えとなる一方で、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>が重石に。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに4日続落し、J-Stock Indexは続落。
マザーズ指数は前日比26.74pt安873.42ptと大幅続落。16年12月以来約2年ぶりに終値ベースで900ptを割り込む展開となっています。
今週もお疲れ様でした。