24日の日経平均は反発
24日の日経平均株価は、
前日比80円40銭高の2万2091円18銭と反発。
23日のダウ平均は前日比125ドル98セント安の2万5191ドル43セントと続落。世界経済の先行き不透明感やキャタピラーやスリーエムの決算が嫌気され、一時500ドルを超える下落となりましたが、その後は下げ幅を縮めました。
日本株市場は前日の大幅な下げに対する自律反発、前日の東証空売り比率が50%を超えていたこともあり買い戻しや、
中国・上海市場の上昇を好感した買いが入りましたが、慎重な姿勢は変わらず小幅な反発にとどまっています。
米国との対立が深まるサウジアラビア情勢やイタリアの財政不安など海外情勢への懸念から積極的な買いにはなかなか至らないようです。
セクターでは倉庫運輸、水産農林、建設、食料品、ゴム製品、小売、電力ガス、陸運など内需系がしっかり。半面、鉱業、ガラス土石、海運、保険、銀行、機械が冴えない値動き。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、KDDI<9433>が下支えする格好に。
決算発表が本格化する中で、物色は日替わり的になりやすく、機関投資家は積極的に参加しづらい状況は継続しそうです。
また11月の米中間選挙が通過するまではポジションを傾ける動きはなく、極力ポジションを圧縮し、キャッシュポジションを高める傾向にあるとみられます。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに続落し、J-Stock Indexは小反発。
マザーズ指数は続落。
個人主体の中小型株についても、依然として需給悪化が警戒されていますので留意してくださいね。