16日のマーケットについて
16日の日経平均株価は、
前日比277円94銭高の2万2549円24銭と大幅に反発。
出来高は概算12億6000万株。
サウジアラビアの反体制記者ジャマル・カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館内で殺害されたとの疑惑から、米国とサウジアラビアの関係悪化が懸念され、リスクオフの流れから、
15日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに下落。
日経平均は小幅に反発して始まり、マイナス圏に沈む場面もありましたが、先物主導によるインデックス売買が日経平均を押し上げたことや、グローベックスの米先物の強い値動きから大引けにかけて上げ幅を拡大しました。
セクターでは鉱業、不動産、鉄鋼、海運、非鉄金属、情報通信が堅調。半面、精密機器、サービス、空運、パルプ紙、小売が小安い。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、TDK<6762>、KDDI<9433>が日経平均をけん引しました。
外部環境に落ち着きがみられれば、リバウンド基調が強まる可能性はありますが、今週は慎重に見ていきたいところかと。
本格化する米企業決算のほか、FANGなどハイテク株の底打ち、ソフトバンクGの75日線回復によるシグナルなどしっかりチェックしてまいりましょう。