11日の日経平均は全面安に
11日の日経平均株価は、
前日比915円18銭安の2万2590円86銭と大きく下落。
これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比730円安の22800円と大幅下落に。
その流れから今日の日経平均は、前日比462円67銭安の2万3043円37銭と大幅安で寄り付き。
全面安商状の中、とりわけ指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ユニファミマ<8028>、TDK<6762>などが日経平均を押し下げる格好となりました。
インデックスに絡んだ売りから全面安となったほか、NYダウ先物の下落からヘッジに伴う先物売りが、さらに裁定解消売りにつながる格好で、日経平均は一時1000円を超える下落ながらも、底入れ感が意識されない相場展開となっているよう。
決算発表が徐々に出てくる中では、好決算銘柄に対する物色はみられており、特にこういった相場環境なだけに、好決算銘柄には資金が集中しやすいところ。大きく値幅が出やすい面もあります。
全体的には引き続き、米国市場の動向を注視する必要があるでしょう。
偏ったポジション解消の流れと考えると来週さらなる下落となる可能性もありますが、そこは絶好の買いチャンスとなるかもしれません。
今日の下げをバーゲンセールと表現した方もいらっしゃいましたが、
セミナーでも申し上げたように一気に買うことはあまりオススメしません。明日や来週も下げる可能性もありますので(さらに為替が円高に一時的に振れる可能性もあるかと考えます)徐々に買うイメージで良いのではないでしょうか。あくまで私見ですが…
日本企業の決算発表での上方修正や米中間選挙がある11月から流れが変わってくるのでは、と考えております。参考にしてみてください。
ブログの読者さまには大局を見据えてパニック売りをしないようにしてもらいたいです(^^)
とはいえ、繰り返しとなりますがダウや為替はしっかりチェックしましょう。来週は勝負の週になるかもしれませんね。
ピンチをチャンスに!となりますように。