10日の日経平均は5日ぶりに反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

10日の日経平均は5日ぶりに反発

10日の東京株式市場の日経平均株価は、
前日比36円65銭高の2万3506円04銭と5日ぶりに反発。
国際通貨基金(IMF)が日に最新の経済見通しにおいて、貿易摩擦や新興国の動揺などを背景に2018年の世界の成長率を3.7%と、7月時点の予測から0.2ポイント下げたことや、
トランプ米大統領が利上げをけん制する発言、
もしかするとテイラー・スウィフトの民主党候補を支持することを表明したことも影響したのかもしれませんが、9日の米NYダウは下落。
日経平均は自律反発に期待した買いが先行したものの、為替相場では円高傾向が続いていることも重しとなったほかオプションSQ算出を前にポジション調整の売りが出たことや、ソフトバンクグループ9984の下落からマイナス圏に転落。
大引けにかけては押し目買いが入り、プラス圏に切り返したものの小幅の反発となりました。

マザーズ先物は前日比4.0pt高の999.0ptと4日ぶりに小反発。
今日マザーズに上昇した人材派遣紹介事業を展開するCRGホールディング7041は、
公開価格の1120円を63.6%上回る1832円で初値を形成。
18年9月期の営業利益予想は前期比105.5%増の5.62億円。ホワイトカラーや介護看護の派遣数や単価の増加を見込む他、物流倉庫、製造、軽作業及び販売、接客などの派遣事業も順調に伸びると予想。第3四半期累計の営業利益は5.12億円で、進捗率は91.1%となっています。

JASDAQ市場は、JASDAQ平均は6日ぶりに小反発し、JASDAQ-TOP20は5日ぶりに小反発、J-Stock Indexは3日ぶりに反発。
個別では、従業員持株会が定期的な買付で主要株主になった極東産機<6233>がストップ高となったほか、18年9月期営業利益予想を44.00億円に引き上げたエスケーエレク<6677>やベンチャーと共同でiPS細胞ゲノム編集サービスを開始したリプロセル<4978>などに関心が向かったほか、オプトエレクトロニクス<6664>、ODK<3839>などが値上がり率上位となりました。

今夜は米インフレ指標を映した米国市場の動向を注視したいところでしょうか^_^
引き続き冷静に相場動向を把握していきましょう。