相場見通し(私見ですが…)
繰り返しとなりますが、
ブログやセミナーなどで見通しをお伝えしていたのと基本スタンスは私の変わっておりません。
日本は金融相場から業績相場に移行しているところで、アメリカも業績相場。
アメリカのイールドカーブはフラットニング化していても順イールドカーブ。逆イールドカーブになっても一、二年は業績相場が継続するとも言われているため、まだそこまで気にしなくて良い状況なのではないかと私は考えます。
移動平均を見ても短期線中期線長期線ともに右肩上がりで、上昇トレンドとなっていますね。金融相場で上昇したいエネルギーがようやく重しが取れて上放れてきた!!これからが上昇で利益を得られるところなのでは。
公共投資とか伝われば一段高になってくれるんじゃないかなと期待しています。
また米中間選挙後はより上昇する公算が高まるのでは…と個人的には考えております。
相場の大きな流れは金融相場で買いに優位性があると考えます!
ダウは過去最高値更新で、日本株もいよいよ本格上昇か?
日本株は割安感があるので、そういう意味でも、足元の過熱感で売られてもそこは買い場かもしれません。
予想はあくまで予想で、
相場では起きたことに適切な対処をしていくことが正しいと思いますが、トレンドには乗っかって利益に変えて頂きたい!です!
金融相場ってなに?という方はこちらをお読みください。
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株式相場には金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場という主に4つの大きな相場局面のサイクルがあります。
金融相場は不景気の時に「このままではまずい!」と政府や中央銀行が金融緩和や公共投資などの対策を行い、結果株価が上昇します。
業績相場は政府や中央銀行の金融政策の効果が出てきて企業業績が良くなってくることから株価がさらに上がります。 企業業績が主導する相場です。好景気でインフレになりがち。
逆金融相場では、業績相場が続くと「バブルになっちゃうかも!引き締めなきゃ!」ということで政府や中央銀行が利上げなど金融引き締め政策をします。まだ好景気感はあるので個人消費は良好でも株価は下がってきます。
逆業績相場では政府や中央銀行の金融引き締め政策で企業業績が悪くなってきて景気も後退します。株価も下がります。
期間が決まっているわけではなく、ここから業績相場!というようにはっきりと分かれてはいませんが、大まかにこのような流れが相場ではあります。
今年は日本ではアベノミクスから始まった金融相場が継続していると考えます。イールドカーブがベアスティープニング化=金利水準が上がって傾きが急になっているというのが金融相場の特徴です。企業業績も本格的に上がってきており、日本企業の売上高や経常利益は過去最高の水準といえます。世界的な景気拡大の中、金利は低水準で安定しており、株と債券がともに高くなっていますね。金融相場に業績相場が重なるという特異な現象であると伝える識者もいますが、私はまもなく業績相場かなと感じています。
一方アメリカでは業績相場に移行したと考えられ、利上げが行われ始めましたよね。世界的な株高となっていることの背景には景気が良いのに、本来上昇するはずの金利が低金利政策によって上がらず、物価や賃金の上昇も抑えられています。とはいえ上昇局面といってもその中で上げ下げ、つまり調整する局面はあります。