米雇用統計の8月の振り返りと9月のポイント
5日午前の日経平均株価は、前日比193円86銭安の2万3781円76銭と続落で始まりました。
米10年債利回りが7年超ぶりの高水準で推移していることを嫌気した前日の米株安の流れから、日経平均株価、TOPIXともに軟調でスタートしています。
今夜は雇用統計の発表がありますね!
フィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」の、
雇用統計のレポートを配信しましたので、
雇用統計発表前にお役立ていただけると嬉しいです😃
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20181005-00933901-fisf-bus_all
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/SelectedNewsDetailWeb?nwsId=0009330020181005901&nwsType=null
前回8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は20.1万人増と予想の19.1万人増を上振れ、失業率は3.9%で横ばいと米経済の好調を表した結果となったほか、時間給賃金が前月比+0.4%前年比+2.9%と、予想の+0.3%前年比+2.8%を上回る2009年6月以来の高い伸びとなりました。
住信SBIネット銀行の「米国雇用統計」レポートでは、8月の米雇用統計について『今後も堅調な労働市場が続くと予想される中で、賃金上昇が一段と本格化するかもしれないとの状況を予見される結果となりました』と伝えています。発表後インフレ圧力が強まったことで、9月、12月とFRBが利上げをするということが確実視され、米金利が上昇。また先週のFOMCでは市場の予想通り0.25%の利上げが決定されています。
では、9月の雇用統計はいったいどのような内容になるのでしょうか。9月は非農業部門雇用者数18.8万人増、失業率3.8%、時間給賃金は前月比+0.3%、前年比+2.8%が予想されています。
レポートでは、まずインフレに関係する時間給賃金に注目しており、『対前年比時間給賃金が前月(+2.9%)から鈍化すると予想(+2.8%)されていますが、予想を上回った場合、12月FOMCで来年4回の利上げ回数への変更やターミナルレート(利上げサイクルの最終地点:3.0%)の上方修正への思惑を高める可能性もあるだけに注目されます』と分析しています。
住信SBIネット銀行の「米国雇用統計」レポートでは、8月の米雇用統計について『今後も堅調な労働市場が続くと予想される中で、賃金上昇が一段と本格化するかもしれないとの状況を予見される結果となりました』と伝えています。発表後インフレ圧力が強まったことで、9月、12月とFRBが利上げをするということが確実視され、米金利が上昇。また先週のFOMCでは市場の予想通り0.25%の利上げが決定されています。
では、9月の雇用統計はいったいどのような内容になるのでしょうか。9月は非農業部門雇用者数18.8万人増、失業率3.8%、時間給賃金は前月比+0.3%、前年比+2.8%が予想されています。
レポートでは、まずインフレに関係する時間給賃金に注目しており、『対前年比時間給賃金が前月(+2.9%)から鈍化すると予想(+2.8%)されていますが、予想を上回った場合、12月FOMCで来年4回の利上げ回数への変更やターミナルレート(利上げサイクルの最終地点:3.0%)の上方修正への思惑を高める可能性もあるだけに注目されます』と分析しています。
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