ジェミニドルって？

今日は承認されたばかりのジェミニドルについてお伝えします。

米仮想通貨取引所Geminiは9月10日、

ウィンクルボス兄弟が立ち上げ、運営している主要仮想通貨取引所ジェミニ・トラスト・カンパニーが発行し、

米ドルに連動する仮想通貨「ジェミニドル」がニューヨーク州金融サービス局（NYDFS）に承認されたと発表した模様です。

ステートストリート銀がカストディアンとなり、毎月BPMによる監査が実施されるということです。

ジェミニドルは所有者がイーサリアムネットワークで、ドルの送付や受け取りができ、安定を目指したコイン。

ドルや金など安定した資産の裏付けがあるステーブルコインは、仮想通貨特有のボラティリティに対するヘッジ機能を持つとのこと。

伝統的なバンキングシステムと、仮想通貨市場の溝を埋めていくことを目指すとしています。

現状で、変動の激しい仮想通貨は支払い手段としてのリスクとなっており、デジタルコインは投資目的で購入され、商品を売買する支払い手段とては利用されていませんが、ジェミニドルが可能になったことで、この傾向が逆転する可能性も指摘されているようです。

この報道を受けて、仮想通貨相場の下げが一段落し、

Cboeビットコイン先物（9月限）は6180ドルまで下落し8月15日以降ほぼ1カ月ぶり安値を更新後、いったん下げ止まり、6235ドル前後でもみ合いが続いています。