中小型株への追い風とならず…
新興市場を見てみますと、
11日のマザーズ先物は4.0pt(+0.39%)高の1018.0ptと3日続伸したものの、上値は重い状態。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均が反落、J-Stock Indexが小幅に5日続落、JASDAQ-TOP20が5日ぶり小幅反発。
日経平均が強含みで推移する中で、中小型株への追い風とならなかったことも不安感につながるかもしれませんね。メジャーSQを控えたリバランスの商いが中心との見方が大勢であり、引き続き方向感の掴みづらい状況かと。
中小型株ではテリロジー<3356>やサンバイオ<4592>辺りに終日資金流入がみられていたが、物色対象に広がりが見られず、積極的な参加者は限られている状況。マザーズ指数は1000Pt堅めから直近の上値抵抗となる1050Ptを突破し、一目均衡表の雲下限を突破してくるなどのシグナルが必要でしょう。