4日の日経平均は小幅続落。 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

4日の日経平均は小幅続落。

4日の日経平均株価は、

前日比10円48銭安の2万2696円90銭と続落。

3日の米国市場が「レーバーデー(Labor Day)」の祝日で休場となる中、海外勢のフローが限られ、こう着感の強い相場展開に。売買代金は連日で2兆円を下回る薄商い。

そんな中でもバイオ関連の上昇が目立っており、サンバイオ<4592>は一時ストップ安と振るわなかったものの、そーせい<4565>やメドレックス<4586>の他、ナノキャリア<4571>、テラ<2191>、トランスジェニック<2342>、PSS<7707>など低位のバイオ株への波及もみられていた模様。

資金の逃げ足は速いものの、調整が続いていた銘柄などには値ごろ感も働きやすく、個人の物色意欲の強さが窺えました。


一方で物色は個人主体の中小型株に向かい、JASDAQ市場は、JASDAQ平均とJASDAQ-TOP20はともに反発し、J-Stock Indexは3日に小反発。

マザーズ指数は1%を超える上昇をみせましたが上値追いの動きは限られ、マザーズ指数は1050pt超えの水準では利益確定の動きも強まりました。


今晩の米国市場で、ISM製造業景況指数などの重要経済指標の発表を控えているほか、米国による通商問題に対する警戒感もくすぶっています。

トランプ米大統領は6日のパブリックコメント提出期限後に、2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税を発動させる意向であり、

明日もこれを見極めたいとする模様眺めムードもありそうですが、連休明けの海外勢による資金流入が意識されそうです。

節目の23000円突破には材料が必要であり、上値追いは慎重ながらも海外勢の需給が下支えとなる可能性が。

こう着ながらも下値の堅さが意識されるようだと、次第に中小型株にシフトする展開もありそうです。