20日の日経平均は小反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

20日の日経平均は小反落

20日の日経平均株価は、
前営業日比71円38銭安の2万2199円00銭と小反落。
東証1部の出来高は4月2日(9億5000万株)以来の10億株を下回り、4月以来の10億株割れと夏枯れ商状の中、円高・ドル安が重しとなりました。
中国商務次官の今月下旬の訪米を控えるなかでの対中追加関税の公聴会と、パウエルFRB議長が講演するジャクソンホール会議という大注目の2大イベントを控えており、様子見ムードも。

 

マザーズ指数、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反落しています。

マザーズではAppBank<6177>、モブキャス<3664>、駅探<3646>、UUUM<3990>、グレイス<6541>、エムビーエス<1401>、GTS<4584>、ALBERT<3906>、データセクション<3905>、ファイズ<9325>などには短期資金が集中。

物色対象に広がりは見られないものの、値動きの強い銘柄や材料のある銘柄などへは、個人の資金が集中する展開が続きそうです。

 

以下で注目個別銘柄をご紹介します( ^ω^ )

 

<3288>  オープンハウス  5720  +310

大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「Hold」から「Buy」に、目標株価を6300円から7500円に引き上げている。同社は14日、第3四半期累計決算を発表、営業益は前年同期比24.3%増の315億円となった。好調な業績を反映し株価は15日に一時6120円まで上昇。16日には急落して5370円で引けた。足元株価は予PER10倍程度と割安で、見直し買いが入っているようだ。

 

<3076>  あいHD  2248  -193

大幅反落。17日に18年6月期決算を発表。営業利益は前期比5.7%増の89.84億円となったが、94億円弱とされていた市場コンセンサスを下回った。また19年6月期の営業利益予想は同5.7%増の95.00億円で、こちらも107億円程度の市場コンセンサスを下回り嫌気されているもよう。しかし朝方に取引時間中の年初来安値2196円を付けてからは下げ渋る場面も見られる。

 

<3696>  セレス  1489  +69

大幅続伸。14日発表の18年1-6月期決算を再評価する動きに。同社は「モッピー」「モバトク」など国内最大級のスマーホ向けポイントサイトを運営。第2四半期累計の売上高は前年同期比2.1倍の43.53億円、営業益は同3.4倍の6.47億円だった。あわせて18年12月期の連結業績予想を発表し、売上高は94.00億円、営業益は10.00億円を見込む。仮想通貨関連銘柄などとしても関心が高いようだ。

 

<8028>  ユニファミマ  10230  -1300

3日ぶり反落。17日の大幅高から一転、本日の取引で株価は大幅下落となっている。17日に伊藤忠<8001>が同社株式の公開買付け(TOB)を完了したと発表している。当面の買い材料がなくなり、前週末にかけて売り方の買い戻しで株価が大きく上昇していたこともあって、反動が出ているもよう。証券各社の目標株価は10000円以下が多く、割高感も意識されているようだ。

 

<7956>  ピジョン  4970  -40

小安い。18年2-7月期(第2四半期累計)の業績観測が報じられている。営業利益は前年同期に比べ10%程度増え、100億円強となったもよう。哺乳瓶や乳首など主力のベビー商品が、中国人消費者の旺盛な購買意欲を受けて日本国内や中国で好調だったという。ただ、市場予想のコンセンサスも100億円強とされており、サプライズとは捉えられなかったようだ。株価は朝方からマイナス圏でのもみ合いが続いている。

 

<6189>  グローバルG  2146  +178

大幅続伸で年初来高値更新。10日発表の17年10月-18年6月期の売上高は前年同期比32.7%増の126.3億円、経常益は同25.0%増の16.5億円だった。18年9月期通期の経常益予想は17.0億円(前期比15.0%増)で、第3四半期までの順調な進捗を受けて上振れへの期待が高まる形に。株価は決算発表後の上昇で節目の2000円台を回復し、上値追いの動きが続いている。

 

<4666>  パーク24  3215  +5

もみ合い。17年11月-18年7月期(第3四半期累計)の業績観測が報じられている。経利益は前年同期より6%ほど増え、145億円程度となったもよう。この期間として2年ぶりの高水準となる。夏場の猛暑の影響で時間貸し駐車場の利用が上向いたほか、カーシェアサービスも会員数が増えたという。ただ、市場予想とおおむね同水準であり、報道内容は堅調ながら想定線と捉えられたようだ。

 

<4745>  東京個別  1333  +43

年初来高値に迫る動き。株価は6月26日安値907円を底に上昇基調が続いており、本日も直近のもち合いレンジを上抜けして一時5%超上げる場面があった。先月4日に発表された18年3-5月期(第1四半期)売上高は前年同期比7.3%増の36.7億円で、192月期通期の会社予想(売上高が前期比3.3%増の198.0億円、営業利益が同2.5%増の27.0億円)に対し上振れを期待させる内容だった。