新興市場も反発
新興市場を見てみましょう。
マザーズ指数は反発をみせたものの、下落トレンドは継続。
メルカリ<4385>が下げ止まらず、需給悪化への警戒は根強いものの、中小型株は幅広く物色されており、もう一段の上昇をみせてくるようだと、追証への警戒も薄れ、見直しの流れが強まる可能性が。
引き続き外部要因を睨みながらの相場展開となりそうですが、好決算のほか材料がある銘柄については、冷静に押し目を拾うスタンスを続けたいところです。
JASDAQ市場は、JASDAQ平均が4日ぶり反発、J-Stock IndexとJASDAQ-TOP20が3日ぶり反発。日経平均寄与度の大きい値がさ株や指数連動型の上場投資信託(ETF)などに関心が向かいやすく、JASDAQ市場の売買はやや低調。
個別では、JASDAQ売買代金トップのテリロジー<3356>やハーモニック<6324>、UTグループ<2146>、ラクオリア創薬<4579>などが上昇。
昨日大きく上昇したパピレス<3641>が今日も上げたほか、制限値幅が拡大されたMTジェネック<9820>が4営業日ぶりに取引時間中に売買が成立するとストップ高水準まで買われました。
業績上方修正のアールエスシー<4664>は買い気配のままストップ高比例配分となっています。
一方直近IPO銘柄のイボキン<5699>は手仕舞い売りがかさみ急落しています。