10日の日経平均は300円超の下落に
10日の日経平均株価は、
前日比300円31銭安の2万2298円08銭と大幅に3日続落。
9日のダウ平均は続落となりましたが、4-6月期国内総生産(GDP)を手掛かりに日経平均は買い優勢でスタート。
GDPの一次速報値は2期ぶりにプラス成長。
物価変動を除く実質で前期比0.5%増、年率換算で1.9%増となりました。
個人消費と設備投資増が寄与。
個人消費は持ち直し、0.7%増と2四半期ぶりのプラス、
企業業績の改善から設備投資は1.3%%増と7四半期連続のプラスとなっています。
しかしこの良好な結果が為替市場の円買いの動きにつながり、円高に動いたことや、
米国との新貿易協議(FFR)が10日も交渉継続となったことで交渉への懸念も出ており、買い手控え感を助長、
来週からお盆休み前に入ることもあって手仕舞い売りが出た模様です。
そして外国為替市場でトルコリラが一段と急落したことや中国株も軟調に推移したことで大引けにかけて下げ幅を拡大しました。