18日の日経平均は4日続伸
18日の日経平均株価は、
前日比96円83銭高の2万2794円19銭と4日続伸。
前日の米株高や113円台まで円安進行したことが好感されました。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、
17日に上院銀行住宅都市委員会で半期に一度の証言を行い、
利上げ継続を示唆しており、保護主義が経済成長を損なう可能性に言及。
「今後数年にわたり労働市場は堅調を維持し、インフレ率はFRBの目標である2%近辺で推移する」との見通しを示しました。
また、「税制策や財政策が今後2、3年の成長を支援すると予想する」と述べており、大半の市場参加者は「パウエル議長の証言は利上げを継続する用意があることを示唆している」と受け止めたようです。
なお、パウエル議長は「インフレの一段の上昇を望む」、「イールドカーブの形は長期金利のメッセージと見ている」と述べたものの、17日の米国債市場では、イールドカーブ(利回り曲線)の平坦化が観測されています。
追加利上げはインフレを抑制しますが、長期金利の上昇余地は小さくなるわけで、2019年以降のインフレ・金利見通しやドル高が持続するかどうかは不透明だといえるでしょう。
