6日の米中の報復関税について
明日アメリカと中国が互いの輸出品に対して報復関税を発動する予定となっており、
米中貿易戦争が始まる、と市場では懸念材料になっていますね。
中国税関当局は一部米製品の輸入関税の引き上げ時期について、米政府が追加の関税引き上げを発表した後に即適用すると発表しています。
つまり米中の制裁関税は同時に発動されると考えられます。
中国の商務部は、米中貿易戦争が中国企業にもたらす悪影響を計算し、
企業が受けた衝撃を和らげる方針を示している模様です。
商務部は、中国市場が大きい上、世界中の企業にもっとも歓迎される市場のひとつだと指摘。
中国で活動する外資企業に対し、法律を遵守する前提で保護する姿勢はこれからも変わらないとあらためて強調したよう。
また、米国発の貿易戦争について、外国企業だけでなく、米国企業にも悪影響を与えているとの見方を示しているとのことです。
一方、中国人民銀行(中央銀行)はきょう5日、人民元の対米ドル仲値を415bp(ベーシスポイント)大幅に引き上げ、
引き上げ幅は2017年10月11日以来で最大となりました。
中国の専門家は、最近の元安進行について、
市場のメカニズムだと指摘。
中国当局が意図的に元を引き下げているのではないとの見方を示したようです。
また、金融当局は、中国の外貨準備高が潤沢な上、経済発展も安定的に推移しているため、人民元を合理的なレンジ内に維持させる自信があると強調。
なお、外貨準備高は今週7日に発表される予定で、6月の外貨準備高は前2カ月からさらに減少すると予測されています。
本日の投資の学校プレミアムの相場解説ウェブセミナーで、
小次郎講師や矢口先生にお話を伺いましたが、
中国の社債や、ドイツ銀行の株価のチェックもするべきだなぁと勉強になりました。またドイツのヴァイエルンや移民の話など、もっと頭においておかねばならないことや学ばねばならないことも多いと感じました。
本日も素晴らしい学びを得て感謝です!!