続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

続伸

6日の日経平均株価は、前日比86円19銭高の2万2625円73銭と続伸。 

手掛かり材料に乏しい中、先物の値動きにリードされた様子でした。

さて、すぐ始めたい人のための「先物取引入門」

5本目がリリースされました!
今回は、「先物取引の利益、損失はどうやって計算するの?」という疑問にお答えします(^-^)

すぐ始めたい人のための「先物取引入門」(5)利益と損失はどうやって計算するの?(三井智映子) 
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180606-00934032-fisf-market


○表示されている価格と、取引している価格の違い

ためしに検索エンジンで「金先物」と調べてみると、経済ニュースとして「東京商品取引所の金先物が上昇した。1グラム4,535円と前日比0.4%高い」などと書かれています。もし実際に金先物を取引したとしたら、どのような損益計算になるのでしょうか。

実は金先物取引には「金標準取引」と「金ミニ取引」の2種類があります。まずは「金標準取引」で損益計算をします。

例えば、東京商品取引所の2018年3月1日の金先物価格(先限:受け渡し期日が最も先の月のもの)が4,498円、そして2か月後の2018年5月30日には4,530円になっていたとします。そこで、私たちは金標準取引で、4,498円で買い、4,530円で売ったとします。この時の儲けは、4,530-4,498 =32円になるのでしょうか。そうではありません。私達が実際に金標準取引で取引する単位は、「1キロ=1000グラム」。つまり実際に表示されている1グラムあたりの金先物価格の1,000倍の金額の取引をしているのです。このため、利益も32円ではなく、32円×1,000倍=32,000円となります。

○「レバレッジ効果」で大きなお金を動かせる

では、上記のように金先物の価格が4,498円の際、必要な投資金額も、その1,000倍の4,498,000円になるのでしょうか。これも、そういうわけではありません。ここが先物取引の大きな魅力なのですが、小額の資金で大きな金額の取引をすることができる(「レバレッジをかける」などと言います)のです。具体的にどういうことなのでしょうか。

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