ランチの値段が上がった!インフレって? | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ランチの値段が上がった!インフレって?

中華のお店でランチ値上げのお知らせが…
そういえばコメダ珈琲も値上げしていたなぁ…

野菜価格の急騰はひと段落した感じですが、
納豆やチーズなど値上げしたり、量が減って実質値上げになったものが今年に入って増えましたね。
食費が上がってしまう…
日本ではデフレが続いていましたがインフレになってきているということでしょう。
インフレとは、簡単に言えば、物価が上がってお金の価値が下がることを指します。
日本の中央銀行である日本銀行が2%の物価上昇を目標に「量的・質的金融緩和」を導入したことは皆さんご存知でしょうか。つまり政策として2%のインフレにすると言っているようなものです。
物価が上がってお給料が上がればいいけれど…なかなかそうもいかないですよね。
預金の金利も上がっていませんね。現在預金で得られる金利は現在ほぼゼロに等しい状況となっています。
この状況で年率2%の物価上昇が進むと仮定すると、現在の1,000万円の価値は5年後に906万円、10年後に820万円 になると試算されます。物価は上昇するのに、持っているお金の価値は下がるという事態が起きてしまうわけです(>人<;)

バブル経済の崩壊後は約20年にわたり物価は下落傾向、所謂「デフレ」の時期が続いてきました。ところが、2012年末の安倍政権の発足後は金融緩和によって円安が進み、それに伴って原材料やスーパーの商品が値上がり、また消費税も引上げられました。
短期間のうちにインフレ傾向に変わってきたわけです。すでにそれは家計に重くのしかかっており、ランチ代の値上げのように物価上昇を実感している方も多いのではないでしょうか。

このように今後も物価の上昇が続くと、資産の実質価値が減ってしまい、せっかく一生懸命貯蓄してもそのお金に現在と同じ価値はなくなってしまう、つまり目減りしてしまう可能性が高いわけです。お金を持っているだけでは、インフレに勝てません。
資産を運用したい方、投資を検討されてみてはいかがでしょうか。
投資はリスクを伴いますが、こうしたリスクを単なる危険と捉えるのではなく、振り幅として捉え、インフレに備えていく必要があると私は考えます(^-^)
このブログが皆様の投資の一助となれば幸いです。