米5月雇用統計の結果を受けたFOMCの利上げペースは?イタリア政治動向もチェック!  | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

米5月雇用統計の結果を受けたFOMCの利上げペースは?イタリア政治動向もチェック! 

フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」
今週も配信致しました!

米5月雇用統計の結果を受けたFOMCの利上げペースは?イタリア政治動向もチェック! 


先週半ばにはイタリアの政治不安をめぐりリスクオフの流れになりましたが、週末に不透明感が後退したことで欧米株高となりましたね。週明け4日の日経平均も急反発しました。そして1日には5月の雇用統計が発表されています。非農業部門の就業者数が前月比+22.3万人、失業率は4月から0.1ポイント低下して3.8%、平均時間給は前年比+2.7%の伸びを記録しました。非農業部門の就業者数は3月と4月の2カ月間で1.5万人上方修正されていました。5月の雇用統計は大方の市場関係者の予想やトランプ大統領の期待を上回る内容でした。市場関係者が最も注目していた平均時間給の伸びが市場予想をやや上回ったことから、年内に合計4回の利上げ実施の可能性が再浮上しています。

さて今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

まずレポートでは『先週末の米雇用統計やISM製造業景況指数を受けて6月FOMCでの利上げが確実視される中、今週発表されるISM非製造業景況指数を受けてFRBの年4回の利上げ観測を一段と高めるか注目です』と伝えています。利上げについては、『先週、FRBのブレイナード理事は緩やかな利上げが適切とする一方、政策変更の可能性を示唆する発言も行うなど13-14日のFOMCを控えドル/円は先週の108円12銭を下値に再度110円を回復できるか注目です』との見解となっています。

またトランプ政権がカナダやメキシコ、欧州連合(EU)からの鉄鋼とアルミニウムに輸入関税を課したことは雇用市場に悪影響を及ぼす可能性が懸念されていますね。レポートでは…

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