大きく反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

大きく反発

31日の日経平均株価は、
前営業日比183円30銭高の2万2201円82銭と大きく反発。

イタリアの政治不安でイタリアの信用リスクも急上昇し投資家のリスク回避姿勢につながっていましたが、イタリアで連立政政権樹立の可能性が再び出てきたことやイタリア国債の利回り上昇一服でリスクオフの流れも一服、となったようです。
30日のダウ平均は前日比306ドル33セント高の2万4667ドル78セントと4営業日ぶりに反発。
欧米株高を受けて日本でも主力株を中心に買い戻しの流れが。
原油市況の急反発も寄与した模様です。

明日は米雇用統計の発表がありますので様子見ムードとなりやすそうですね。
雇用統計にむけてこちらのレポートをぜひご一読ください(^ ^)

フィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」

米国雇用統計:4月の振り返りと5月のポイント「利上げ観測が決定的になるか注目!」


足元ではFOMCによる6月利上げの有無や年4回に利上げペースが加速するかどうかが市場の関心事となっており、FRBが2015年末に始めた利上げサイクルを19年中に打ち切る可能性が出てきたと伝えられていることでも米利上げの動向は注目を集めています。

また、為替動向では2018年5月25日にドル指数.DXYが昨年11月半ば以来の水準に上昇。米10年債利回りが低下したことでドル円は109円を割り込んで推移しています。米10年債利回りとともにドル円が110円を回復するのかも注視したいところです。

そんな中、今月の雇用統計はいったいどのような内容になるのでしょうか。住信SBIネット銀行の「米国雇用統計」レポートでは、以下のように今回の発表内容を予想しています。

その前に、まずは前回4月の米雇用統計のおさらいからはじめましょう。4月の米雇用統計において、非農業部門雇用者数は予想+18.5万人に対して結果は+16.8万人と2ヵ月連続で市場予想を下ぶれました。一方で、失業率は予想4.0%に対して3.9%と良い数字でした。3%台となるのは17年4カ月ぶりです。ただ、平均時給の伸びは前年比予想2.7%に対して2.6%と伸び悩んでいるようです。

では、5月の雇用統計のポイントはどうでしょうか。5月の非農業部門雇用者数は+19.0万人、失業率3.9%、時間給賃金は前月比+0.2%、前年比+2.6%が予想されています。

同レポートでは、『6月FOMCでの利上げ観測をダメ押しする結果となるか、さらには年3回との緩やかな利上げペースが示された5月FOMC議事要旨から再度利上げペース加速の兆候を示す結果となるか注目されます。今回の結果を受けて米長期債利回りの上昇につながり、米10年債利回りが節目とされる3.0%を再度上回るきっかけとなるか、NY株式市場の反応と合わせて注目されます』と伝えています。

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