ドル円は110円台回復か、米長期金利や米朝首脳会談の動向をチェック  | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ドル円は110円台回復か、米長期金利や米朝首脳会談の動向をチェック 

29日の日経平均株価は、
前日比122円66銭安の2万2358円43銭と反落。
円高やイタリアの政治不安などでユーロが急落していることが嫌気されたようです。
後ほどくわしくまたレポートします。

今週も住信SBIネット銀行さんとのコンテンツを配信いたしました!
今週のマーケットの参考にしてみてくださいね。

ドル円は110円台回復か、米長期金利や米朝首脳会談の動向をチェック 

先週は、米中貿易摩擦への懸念は継続、米朝首脳会談がどうなるか危うくなって北朝鮮リスクが意識されたり、米国が輸入自動車に追加関税検討していると報じられたり、一言で言うとトランプリスクと言った一週間だったようにお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

為替の値動きも気になりますよね。主要6通貨に対するドル指数.DXYが昨年11月半ば以来の水準に上昇しました。イタリアとスペインの政治懸念からユーロが下落していることや、米朝首脳会談の中止でリスク回避となった流れが、米朝首脳会談予定通り行う方向と報じられたことで北朝鮮情勢を巡る地政学リスクが一服したことなどがドル高につながったようです。

ユーロではイタリア国債利回りが上昇したことや、スペインのラホイ首相に対する不信任決議が提出されて政局への先行き不透明感が台頭し、リスクプレミアムは高まり、ユーロは売られております。また、英ポンドも、英国のメイ首相がEU離脱後にEU間税同盟からも脱退する方針をあらためて示したことで英経済への懸念から下げているようです。

さて今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

まずレポートでは、『今週は月末・月初を挟んだ需給が、為替市場に影響を及ぼす可能性に注意しながらも、トランプ政権の対北朝鮮に対する対応が注目されます』と伝えています。

トランプ米大統領は26日、米ホワイトハウスで記者団に対し、一度中止を発表した米朝首脳会談について、「とても順調に進んでいることに言及したい」と述べ、「我々は6月12日のシンガポールでの開催を見据えている。その予定は変えていない」と、当初の予定通りに開催をめざす方針を明らかにしています。これについてレポートでは、『先週、米朝首脳会談の延期・中止に言及したトランプ大統領の発言で地政学リスクが再燃した流れが一変したことから、今週は米朝会談に向けた前向きな動きが活発化する可能性があり両国の動きが注目されます』との見解を伝えています。

また、引き続きドル円の動きも押さえておきましょう。110円台を回復するのか、経済指標や米長期金利の動向を注視したいところです。

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