為替について
今日は相場解説ウェブセミナーでした。
実は私も学びの場として毎月とてもとても楽しみにしています。
小次郎講師、矢口先生、ありがとうございました!
出演者から見えるモニタはこんな感じです^_^さて為替について私見ですが、
ドル・円相場が再びドル高・円安に振れており、9日の東京市場でドル・円は109円74銭まで(午後4時時点)ドル高・円安が進行しました。
武田薬品工業によるシャイアー買収が8日までに合意に達したことや、
リクルートホールディングスが、求人情報サイトを運営する米グラスドアを12億ドル(約1300億円)で買収すると発表したことがドル買い材料となったようです。
武田薬品工業による買収額は約460億ポンド(約6兆8000億円)で、
日本企業による海外企業買収としては過去最大。
株式市場では同社の有利子負債が膨らむことが懸念されているようですが、
外為市場では企業買収に絡んだポンド買い・円売りの規模がどのくらいになるのか、
様々な憶測が流れています。
報道によると、武田薬品工業は買収資金を賄うため総額308億5000万ドル(約3兆3600億円)のブリッジローン契約を大手銀行3行と8日に締結したそうです。
一部の市場関係者はブリッジローンの契約金額に近い額の円売り・ポンド買い(3兆円規模)が執行されると考えているようですが、
実際にそうなるとしても一度に3兆円規模のポンド買い・円売りが執行されることはまずありません。
一定の期間内で為替取引を分散して行なうことが一般的です。
数兆円規模になると1カ月以上になる可能性が高いと思われます。
外為市場関係者の間で今回の買収が話題になり始めたのは連休前の4月25日頃です。
この時点でポンド・円は152円台でしたが、
ポンド安・米ドル高が進行したことから、
5月9日現在で148円台まで円高・ポンド安になっています。
ポンド安・米ドル高がさらに進行すれば円ベースでの買収金額は小さくなる可能性がありますが、
米ドル・円相場は円安方向に動きつつあるため、
ポンド・円相場がさらに下落する(ポンド安・円高)可能性は高くないとの声が聞かれています。
ポンド・ドルとドル・円相場の動向に注目しましょう。
