反落
今日の日経平均株価は、
前日比99円81銭安の2万2408円88銭と反落。
為替の円安傾向や、相次ぐ決算で好業績銘柄への個別の物色は活発だったものの、
トランプ米大統領が8日に「イランとの核合意はひどい合意」「根本的に欠陥がある」と離脱を宣言したことで中東における地政学リスクの再燃が重しとなっており、
買い材料に乏しい中で利益確定売りが優勢となった模様です。
イラン核合意から離脱するとのトランプ米大統領の決定について詳しくは今月4日放送分の雇用統計ナイトフィーバーの小次郎講師の解説をご覧頂けると、とてもわかりやすいと思います。
注目されたトヨタ自動車の2018年3月期連結決算は純利益が前期比36.2％増の2兆4939億円と過去最高の純利益となりました。
スポーツ用多目的車（SUV）やハイブリッド車（HV）の販売の好調、また為替の円安や米国の法人税減税も寄与した模様です。
19年3月期は、グループの総販売台数は過去最高の1050万台を計画しているものの、円高を見込んだ採算悪化から2年ぶりの減収減益が予想されています。