北京市の中古住宅価格が9カ月連続で下落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

北京市の中古住宅価格が9カ月連続で下落

14日に公表された今年1-2月の中国経済統計で鉱工業生産額や固定資産投資などが予想を上ぶれし、特に鉱工業生産額は前年同期比で7.2%増加し、昨年6月以来の高い伸びを示しました。

中国景気の底堅さが意識される中、

今日の香港のハンセン指数は0.3%高と反発しています。


しかし北京市の住宅市場の低迷が続いている模様です。

統計によると同市の中古住宅価格は直近9カ月連続で下落したほか、成約件数も5割まで低下しているとのこと。

また、新築住宅の成約件数は昨年317日(一連の追加引き締め策の発表日)から急速に減少しており2月の成約件数は前年同月比で48.7%減少したとも報告されています。

 

業界専門家は、北京市における一連の厳しい引き締め策の実施が投機的な住宅取引を縮小させていると指摘しており、

また、不動産市場の成熟化に伴い、成約件数も徐々に減少するとの見方を示しています。

中国の不動産市場は引き続き注視したいところですね。