セミナー追記④総括
調整局面でこれから買いなのかどうか、迷っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
が、昨日のセミナーに参加してくださった皆様や、ブログ読者様は上昇トレンドが継続している、あくまで調整局面でありトレンド転換はしていないと考えてくださっているのではないでしょうか。
トレンドとは、金融取引を行う際に値動きやチャートの流れを指します。上がり下りがわかりやすい相場をトレンド相場と言います。上昇トレンドは右肩上がりのトレンドのことで、このトレンドの方向性を掴み、初動でエントリーすることができれば儲けに繋がる、ということになります。
日本の投資家はよく「投資が下手だ」と言われますが、上昇トレンドの際に「ここが天井なのではないか」と予想をして利益確定売りをしたり空売りをしたりする投資家が多いよう。
海外の投資家は上昇トレンドに乗って素直に大量の買いを入れているのに、日本の投資家は売りを入れている状況が最近もありました。素直にトレンドに乗るというのは、簡単なようで難しく、そして大切なことです。
少し踏み込んだ話をしますと、トレンドが継続するのを見極める際、私は移動平均線をまず見るようにしています。移動平均線の5日線と20日線、60日線がともに右肩上がりで5日線をおおむね割り込まずに推移していると強い相場はまだ継続すると私は判断しています。
そして上昇トレンドが下降トレンドに転換する際は株価と5日線が200日線を割り込む、デッドクロスになります。そうなったら
「トレンド転換したかも!売りで利益を検討しよう」と考えます。
今回日経平均は200日線で跳ね返されており、上昇トレンドの帯の中での推移と考えます。
参考にしてみてください。
ちなみに移動平均線というのはもっともポピュラーなテクニカル分析の手法の1つです。一定期間の平均価格を日々計算して出した答えを線でつないだもの。例えば5日移動平均値は5日分の平均価格で、日々の平均価格を線でつないだものが5日移動平均線となります。一週間は5営業日なので5日移動平均線=5日線は一週間の平均価格ともいえます。同様に20日線は約一ヶ月、60日線は約三ヶ月の平均価格です。
改めまして昨日のセミナーに参加してくださった皆様、ありがとうございました!
寒い中たくさんの方に聞いていただけてとてもとても嬉しかったです!
イベントスの上杉さんから写真いただきました!いつもありがとうございます!!
また昨日のセミナーの司会をしてくださった菊池さんは以前お仕事でご一緒させて頂いて「お久しぶり!」だったので嬉しかったです^ - ^