ダウは6日続伸
16日のダウ平均は、前日比19ドル01セント高の2万5219ドル38セントと6日続伸。
週間では過去最大の上げ幅となる1028ドル上昇を記録しました。
恐怖指数といわれるVIXが節目の20を下回って推移しており、相場が持ち直したことで買い戻しなどが引き続き入りましたが、
前日までの5営業日で1300ドルあまり上昇したことで短期的な利益確定売りや、政治リスクを巡る不透明感から売りが膨らみ、午後は上げ渋りました。
この政治リスクというとは米政権のロシア疑惑、いわゆるロシアゲート問題です。
2016年の米大統領選挙に干渉したとされるロシアとトランプ陣営が共謀したのではないかとするロシアゲートですが、
この捜査を進めているモラー特別検察官がトランプ大統領の元側近で首席戦略官を務めたバノン氏を事情聴取したと報じられたり、
連邦大陪審がロシア人13人と3団体を選挙に不当に干渉した罪で起訴したと発表されたことで不透明感が広がっています。
トランプ氏大統領はツイッターで、
ロシア側が反米工作を始めたのは私が立候補表明する遥か前となる2014年で、選挙結果も左右されなかった、共謀はなかったという旨を呟いています。
