インド株式市場は小反落 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

インド株式市場は小反落

さて今週もインド株式市場をチェック!

世界第2位の人口大国で新興国の中でも力強い経済成長をしているため世界の投資家も注目しています。

インドの主要指数は、ムンバイ証券取引所(BSE)のSENSEX指数とナショナル証券取引所(NSE)のニフティで、よりメジャーなのはSENSEX指数です。

先週は下落基調にあったインド株式でしたが、今週は小動きとなっており14日のインド株式市場は小反落。

{69472A98-DC99-44AB-9F9A-98DBA6393B2C}
(チャートは楽天証券さんより引用させていただきました。)

ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比0.42%(144.52ポイント)安の34155.95

ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.37%(38.85ポイント)安の10500.90で取引を終えています。

 

前営業日の終値近辺でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落。

外国人投資家(FII)の売り継続が引き続き圧迫材料。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなりました。

また、経済指標のやや悪化も景気の回復遅れ懸念を高めています。12月の鉱工業生産増加率(同)は前月の8.8%から7.1%まで鈍化している模様です。

 

一方、指数の下値は限定的。

インフレ率の落ち着きが利下げ期待を高めました。

1月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の5.21%から5.07%に鈍化したと報告されており、バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、インフレ加速がピークを迎えているとの見方を示し、インド準備銀行(中央銀行)が8月にも25bp(ベーシスポイント)の利下げを実施すると予測しています。