反発も、ドル円には注意 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

反発も、ドル円には注意

今日の日経平均株価は、
前日比310円81銭高の2万1464円98銭と反発。
前日の米国株上昇や恐怖指数と呼ばれるVIX指数が節目となる20を下回ったことで買いが優勢に。
マザーズ、JASDAQもともに反発しています。
1ドル=106円台前半へと円高が進行したことには注意が必要でしょう。
麻生財務相は15日午前の衆院予算委員会で足元の円高進行について「口先介入をやってきた」とし、「特別に介入が必要なほどの円高円安ではない」と発言。これは介入しないぞと取られかねず、投機筋がドルを売ってくる可能性もありますのでご注意を。

また14日に発表された1月の米消費者物価指数は前月から0.5%上昇 0.3%上昇と好調の一方で、1月の米小売売上高は前月比0.3%減とインフレ指標はまちまち。米市場で投資家のリスク回避の円買い…という流れになればドルは106円を割り込む可能性もあります。

繰り返しとなりますが、

ドル・円は重要な節目とみられていた108円と10732銭(昨年9月の安値)を下回っており、

新たな下値目途は102円近辺になるとの声が聞かれています。

今日から週末にかけてのドル・円の相場動向は大変重要になりそうです。