日経平均について
さてお問い合わせもありましたので改めて日経平均について。
13日の日経平均は137.94円安の21244.68円と続落してしまいました…
米NYダウが9日に330ドル、12日には410ドルの上昇を見せていたことを考えると、
今日の日経平均は思った以上に弱い動きだったと言えるのではないでしょうか。
朝方から為替の円高推移が気になりましたが、
後場の取引が始まるとともに円相場が強含みとなり、
輸出関連株を中心に売りに押される展開となりました。
約5年ぶりの円高水準です。
輸出関連株の代表格と言えるトヨタ自動車<7203>は2.5%の下落です。
また、第3四半期決算を発表したNTT<9432>も4.4%安と下げが目立ちました。
足元の企業業績は堅調ですが、
為替の円高傾向が続くと来期業績に影響する可能性があります。
日本株の取引終了後も円相場の上昇は続き、
1ドル=107円台に突入しています。
株式市場では波乱含みの相場展開に対する警戒感がなお強いようですし、
当面は慎重に対応していく必要があるかもしれませんね。