ブラジル選挙について、続報含む | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ブラジル選挙について、続報含む

ブラジルの株式市場はテメル大統領の経済改革が奏功し、約2年上昇基調になりましたね。( ´ ▽ ` )

2018年107日にブラジルでは大統領選挙がありますが、ルラ元大統領は2018年主要候補の中で大衆的で、最も高い支持率と言われ、本命とみられていました。それが市場への楽観論に影を落としていたのです。


ルラ元大統領裁判ですがブラジルの控訴裁判所が一審の判決結果を支持したことは以前お伝えしましたね。

2017年7月の一審ではパラナ州連邦地裁が汚職容疑でルラ元大統領に有罪判決を下しており、控訴していました。

しかし控訴審も有罪となり、南部ポルトアレグレの連邦裁判所は禁錮12年1月の控訴審判決を言い渡したと報じられています。

そこからさらに進捗し、1月30日にルーラ元大統領の弁護士からが出した人身保護令適用の嘆願が連邦高等裁判所(STJ)に却下されたと伝えられています。

ルーラ氏が逮捕される可能性は高まり、反対に大統領選挙に出馬する可能性は大きく後退したといえます。


そのため大統領選ではブラジル社会民主党(PSDB)内での大統領選挙候補の行方や年金改革などの経済改革がどうなるのか、テメル政権内から大統領選挙候補が出馬するのかなどに注目が集まりそうです。

また市場の関心はメキシコの7月の大統領選挙に移っているよう。
現職のエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領はイケメンということや世界で最も貧しい大統領として話題となりました。
メキシコでは大統領の任期は6年で再選はできません。
ブラジルと同じく大衆主義的な候補者がリードしているメキシコの大統領選は、北米自由貿易協定(NAFTA)にも影響をするため注目です。

ちなみにブラジルへの投資は1325東証ボベスパなどでできます。チャートはこの2年は上昇トレンドです。参考までに。
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