インバウンド需要は好調継続 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

インバウンド需要は好調継続

今日の日経平均株価は、
前日比44円69銭高の2万3808円06銭と3日ぶり反発。
22.23日の日銀金融政策決定会合や、決算の本格化を前に様子見があったものの、
押し目買いが優勢となったようです。

さて1月16日に日本政府観光局が発表した2017年の訪日外国人観光客の数は、前年比19.3%増、ついに過去最多の2869万人となりました。
政府の掲げる20年に4000万人の訪日客誘致という目標に着実に前進している印象です。
国別で一番多いのは中国からの観光客で前年比15.4%増の735万5800人。
二番目は韓国で40.3%増の714万200人、
三番目は台湾、前年比9.5%増の456万4100人
四番目は香港、21.3%増の223万1500人
五番目はタイ、9.5%増の98万7100人となっています。
日本の観光地としての安全性や魅力に加え、観光ビザ発給の要件緩和や、
アジアの経済が上向きで富裕層のみならず中間層の人々が海外旅行が可能なほど所得が増えているこの、できるくらいまで増加してきたことが背景にあるよう。
景気ウォッチャー調査でもインバウンドというワードは17年も目につきましたが、2017年の年間のインバウンドによる消費額も4兆円を超えたと伝えられています。
大手百貨店4社が1月4日に発表した昨年12月の既存店売上高(速報)は訪日外国人の恩恵や高額品も好調。
大丸松坂屋百貨店などを擁するJ・フロントリテイリングは複合商業施設ギンザシックスの家賃収入もあり、収益増が目立ちます。 
今年もインバウンドには注目ですね!