昨年来高値を更新
16日の日経平均株価は236.93円高の23951.81円と大幅続伸し、
前日の米国市場が休場で手掛かり材料に乏しく、朝方は為替相場も1ドル=110円台半ばと円高推移していたため、
こう着感の強い相場展開が予想されていました。
しかし円高が一服すると値がさ株を中心に買いが入り、
相場の先高期待の根強さが窺えました。
日経平均の一番の押し上げ役となったのはファナック<6954>で、5%近い上昇となりました。
産業用ロボットの市場拡大への期待が高まったようで、
ほかにキーエンス<6861>や安川電機<6506>の上昇も目立ちました。
想定以上に強い動きを見せた日経平均ですが、
明日の動向を占う上で連休明けとなる米国市場の動向を見極める必要があるでしょう。
今日の米国市場では1月NY連銀製造業景気指数の発表に加え、
金融大手シティグループの決算発表が予定されています。
先週発表されたJPモルガン・チェースの決算は市場予想を上回り、
相場の押し上げ要因となりました。
シティグループの決算に対する期待も高まります(*≧∀≦*)