ユーロが約3年ぶりの高値に | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

ユーロが約3年ぶりの高値に

週末の為替市場ではユーロが対ドルで約3年ぶり高値となりましたね。
ドイツでメルケル独首相が率いるキリスト教民主・社会同盟と、社会民主党の二大政党が大連立協議入りで合意したことや、
公表されたECBの議事要旨がタカ派的な内容となり、市場の想定よりECBが早期に金融緩和の出口戦略を探る可能性が出てきたことで11日のドイツの10年債利回りは0.58%に上昇しています。

アメリカでは、
12日に全米小売業協会が発表した11-12月の小売売上高は、前年同期比5.5%増と予想の3.6~4.0%増を大幅に上回り、昨年の年末商戦が活況だったことが示されたほか、
米商務省が発表した12月の小売売上高も前月比0.4%増、前年同月比5.4%増と4カ月連続で増加。
個人消費は国内総生産(GDP)の3分の2以上を占めているため第4四半期GDPにも大きく寄与しそうです。
ニューヨーク債券市場で長期債相場は3日ぶりに反落しており、
12日のダウ平均は前日比228ドル46セント高の2万5803ドル19セントと続伸。
米主要企業の10-12月期決算への期待感から買い意欲は旺盛で主要3指数が連日で過去最高値を更新しました。 
ドル円は一時110円92銭と今年初めて110円台をつけましたが111円台に戻して推移しています。
来週のマーケットの参考となると幸いです。