今年のユーロ圏は…
2017年の取引も今日が最後ですね…
フィスコ、シークエッジグループの忘年会に顔を出させて頂きました。
今年は例年以上にお世話になり、本当に本当に感謝です。フィスコの皆様の顔を年末に見られて幸せでした。
高井さんと写真撮りましたw
さて市場関係者の間では
「ユーロが2015年1月以来となる1.20ドル近辺まで上昇したのは想定外だった」との声が聞かれており、一部の市場関係者は「ユーロ売りポジションの調整に絡んだユーロ買いが執行されている」
と指摘しています。
ユーロ圏における今年最大の政治イベントはフランス大統領選だったと思います。
そこで大方の思惑通り中道左派系のマクロン氏が勝利したことでユーロ圏における政治リスクは大きく後退しました。
ただし、一部報道によると、ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の幹部は、
「メルケル首相が社会民主党(SPD)との連立交渉に失敗し、解散・総選挙となっても出馬を見送るだろう」
との見方を示しています。
ドイツの政治不安が台頭するリスクは残されています。
また、イタリアでは3月4日に総選挙が行なわれます。
安定多数を占める政党はないと予想されており、
国内政治の流動化に対する警戒感が早くも広がっているようです。
来年も注視してまいりましょう!