続伸 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

続伸

今日の日経平均株価は、
前営業日比127円65銭高の2万2938円73銭と続伸。
8日に発表された11月の米雇用統計では、
非農業部門雇用者数は22.8万人と予想の20万人を上振れしたことや、
米連邦政府のつなぎ予算が成立し、懸念されていた政府機関の一部閉鎖が回避されたことや、
税制改革法案への期待が続いているほか、トランプ米大統領が1月にインフラ投資計画を発表する方針と報道されたことなどから買いが優勢となり、
前週末の米主要3指数揃って続伸と強い値動きとなりました。
その流れを受けて日経平均は買い先行となりましたが、
前週木曜金曜と上昇したこともあり目先の利益確定売りに押されました。

さて今日の注目2銘柄をご紹介しますね(°▽°)

 

1社目は大林組<1802>で、本日は大幅反落となりました。

JR東海発注のリニア新幹線建設を巡り、東京地検が受注元である同社の土木担当副社長から事情聴取をしていたことがわかったと報じられています。

名古屋市街地のリニア工事用の非常口新設工事、名古屋駅の「中央西工区」などにおいて、不正な方法で受注した疑いが持たれているようです。

会社側では捜査に全面的に協力としているものの、詳細不明の中、リニア中央新幹線の工事を巡る不正入札事件の不透明感の高まりを嫌気して処分売りが優勢となりました。

 「違法な受注調整はしていない」と説明していると報道されており、特捜部は全容解明を進める方針と伝えられています。疑惑が晴れれば「あの時は良い押し目買いのタイミングだった」となるかもしれません。

 

2社目は鳥貴族<3193>で、こちらは大幅反発です。

鳥貴族は298円 均一と低価格、かつ国産鶏肉を使用した高品質な焼き鳥を提供し人気のチェーン店を展開しています。上場する際は同社の社長はがジャニーズ事務所の「関ジャニ∞」のメンバー大倉忠義の実父であることも話題となりました。

先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は3.9億円で前年同期比2%の減益となっていますが、

既存店の伸び悩みによる業績鈍化は織り込み済みと捉えられ、

短期的な悪材料出尽くし感が先行する形になりましたね。

また、11月の既存店増収率は拡大していて、第2四半期以降の収益改善期待が高まっている状況にもあります。

忘年会、新年会の恩恵もありそうですね。