来週に向けて米市場をチェック | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

来週に向けて米市場をチェック

8日のダウ平均は、前日比117ドル68セント高の2万4329ドル16セントと続伸し、過去最高値を4日ぶりに更新しました。
ナスダックは3日続伸、
S&P500も続伸し過去最高値を6営業日ぶりに更新 と、
主要3指数揃って続伸と強い値動きでした。

8日に発表された11月の米雇用統計では、
非農業部門雇用者数は22.8万人と予想の20万人を上振れし予想以上に増えました。
失業率は4.1%と予想通り。
平均時給は前月比+0.3%予想が+0.2%と下振れ、
前年比で見ても+2.7%予想が+2.5%となっており、
注目されている賃金が予想よりは伸びていない状況です。
しかし非農業部門雇用者数の増加や高水準の失業率が継続していることで米経済が強いと判断されたよう。また米連邦政府のつなぎ予算が成立し、懸念されていた政府機関の一部閉鎖が回避されたことや、
税制改革法案への期待が続いているほか、トランプ米大統領が1月にインフラ投資計画を発表する方針と報道されたことなどから買いが優勢になったもようです。
8日のニューヨーク外国為替市場ではドル買いが優勢となり前日比40銭円安・ドル高の1ドル=113円45~55銭で取引を終えました。
米株高、為替の円安ドル高傾向は月曜の日本のマーケットの支援材料となりそうです。