これから投資を始めたい方へ1の補足 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

これから投資を始めたい方へ1の補足

補足です。
投資の商品について詳しく知りたいと何件かメッセージいただきましたので→反響あって嬉しいてす。ありがとうございます!
…ちょこっと掘り下げます。

①預けて増やす→預金

②貸して増やす→債権

③託して増やす→投資信託、

④自力で増やす→株式、FX、先物など

①が一番楽チンでリスクも極めて低いけどリターンも極めて低い!というもの。番号が大きくなるにつれ努力もリスクもリターンも上がっていきます。


①預金

日本人は圧倒的に自分の資産の大部分を預金している人が多いです。メリットは元本が保証されること。そのためリスクは極めて低いです。しかし現在の金利はメガバンクで0.01%と超低金利で、休日にコンビニのATMで引き出して手数料かかったらなくなったりしちゃうレベル…

また今は政府が「インフレ2%目標」といっていて、今後物価が上昇すると想定される中、預金だけだと大切な資産が目減りしてしまうでしょう。だって、物価の上昇に、この金利だと資産の上昇がついていけませんものね。


外貨預金をしている人も増えていますね。日本円より金利が高いのが魅力ですが、その分為替レートで損失が出る可能性や手数料が高いなどのデメリットもあります。手数料という面で考えますと銀行で外貨預金するよりもFXで1倍で運用することをお勧めします。手数料が段違いですのでぜひ!私はこれは友人にも勧めてます。


②債権

国や自治体、企業がまとまった資金を調達するために発行するの債権です。国が発行すると国債、自治体だと地方債、企業が発行すると企業債、など名前が変わります。これは前もって利率や満期日などが決められていて、定期的金利を受け取れ、満期日には償還金を受け取ることができるという商品です。安全性が高く、少額でもはじめられることで人気が高いです。個人向け国債も人気ですね。ただ安全な分金利は低いことや、換金できるまで最短で1年かかるため流動性が低いのがデメリットです。


③投資信託

投資信託は資産運用のプロが運用してくれるという商品です。利益が出れば投資金額に応じて利益が分配されます。 ETFと呼ばれているものも証券取引所に上場している投資信託です。少額の資金から始められ、NISAにも使いやすいことも魅力です。しかしプロでも必ず利益が出せるわけじゃないですし、損を出すこともあります。損しても売買手数料だけでなく信託報酬や運用管理費用などの運用コストがかかるので、注意してくださいね。

④株、為替、先物

まず株。株式は企業が直接市場から資金を調達するために発行した有価証券です。難しいですね。

簡単に言うと、株式を買うということは、その企業にお金を出すこと。企業に投資すること。そして間接的に経営に参加することを意味するんです。会社が成長して利益が上がれば株価もあがります。また株主になると配当がもらえたり、株式分割で株数が増えたり、株主優待がもらえたりします。デメリットは株価が下がったら元本割れ、損をしてしまったり、企業が倒産してしまって株に価値がなくなったりすることなどです。


続いて為替。

為替の日本円や米ドル、ユーロ、豪ドルなどの通貨を売買する取引のことをFX取引と言います。FXは外貨預金に比べると為替手数料が安い、スワップポイントを毎日受け取れる、などのメリットがあります。またレバレッジをかけることで少ない資金でも資金の何倍ものお金を効率よく運用することができます。 ただしレバレッジをかけるのは程度によってはハイリスクハイリターンになることもあり、大きな損失にもつながりますのでご注意を。


最後に先物取引です。

先物取引は原油や金、トウモロコシなどの農産物などの取引です。将来いくらで売買するのかという権利を取引しているものとなります。先物取引もFX同様にレバレッジをかけた取引が可能です。また取引の期間が決められています。


大きなリターンを狙うなら、株や為替や先物取引がオススメですが、勉強しないと損をする結果になってしまいがち。メリットとデメリットをしっかり理解し、リターンを把握して、ご自身の仕事や家事ペースなどどのくらい注力できるか、またどのくらいの資金を投資するかによって選ぶのがキモだと思います!