投資をこれから始めたい方へ1
最近メッセージで投資を始めたいのですが教えてくださいと言っていただくことが増えました。
とてもとても嬉しいことですが、
お一人お一人にお伝えするのは難しいのでブログに書かせて頂きます。
資産運用はこの時代は避けては通れない道だと思います。
普通に働いている同世代の方々が、無理なく預金以上の資産運用をしたい場合どうしたらいいのか。皆様とご一緒に真剣に考えたいと思います。
さて、まずは資産運用について考えるための最初の課題。
「自分の資産の中で、どのくらいの額を、どのくらいの期間、どのくらいの利回りで、リスクはどのくらいとれるかを把握する!」
簡単に言うと、運用できる金額と、どのくらい稼ぎたいかをまず自分で考えてください、ということです。よく「できるだけ稼ぎたい!」という方がいらっしゃいますが、それは失敗のモトです。
なぜかというと、
どのくらいの利回りで運用するかによって、どのくらい勉強が必要で、どのくらいリスクをとるのかが変わるからです。
あんまり勉強しないでがっぽり、といううまい話はありません。ギャンブル的な投機でラッキーな思いをしてもそれは継続しませんし、借金につながることも。「リスクはなくてハイリターン」はおそらく詐欺です。
投資はリスクに見合ったリターンがあります。
例えば、あなたにも身近な銀行預金。預金は「超低金利」で、定期預金でも0.02%とか、高くても0.1%とかですよね。その分リスクも低く元本保証です。
勉強もほぼ必要ありません。銀行口座を開いてお金を預ければオーケーという手軽さです。強いて言えば、定期預金の利率を調べて比較して…くらいのひと手間です。
預金だとインフレで物価が上昇すると将来的に割り負けてしまいますし、様々な手数料支出を考えると、実質的な元手割れが起きる可能性は高いと言えます。
なので「超低リスク」×「超低リターン」な預金だけでは、老後破産の可能性もありそうです。
ちなみに老後というと…。
総務省の2014年の家計調査年報によると、老後の生活費の平均月額は60歳から69歳のご夫婦で295955円。サラリーマンの家庭として、旦那さんの厚生年金 156499円と奥さんの国民年金 65008円、合わせて221507円。
…つまり、毎月約74000円赤字!年間約888000円、10年だと800万円以上の赤字です。言うまでもなく、その分は預貯金を切り崩すことになります。
しかも、病気になったら、1人だったら、子供が巣立ってなかったら、親の介護があったら…など、このマネープランだけでは厳しいことは簡単に想像できます。そして自営業だと、私もですが、国民年金だけですし、そもそも年金ってちゃんともらえるのかしら…など、不安は尽きませんよね。
私も、不安だからコツコツと預金をしていました。フリーランスだし、いつお仕事がなくなるかわからないし…、毎月家計簿をつけて、なるべく預金に回していました。
でもこのお仕事を始めて、預金だけじゃ厳しいって実感しています。というか、目を逸らしていたのを直視した感じです。
真面目に働いて、真面目に貯金して、それでも老後は安心して暮らせない…そんなのないよ!!(;_;)!!
そうならないために、いつか必ず来る老後の前に、今から資産運用について考える、あわよくば始めることが、必ず大きなプラスになるはずです。
では預金以外で資産運用を、となると
投資信託、株式投資、為替、国債、色々な方法が考えられますよね。
今までたくさんセミナーなどでそれぞれご説明してきましたが、
私は株式の国内株を専門としていますので今回は株式投資について書きたいと思います。
株式投資を始めてみたい方は続けて読んでみてください。
続く