今日のマーケットとビットコインについて
今日の日経平均株価は、
前営業日比111円87銭安の2万2707円16銭と4日ぶりに反落。
米上院が2日に税制改革法案を可決したことや円相場が1ドル=112円台後半まで下落したことを背景に24円高からスタートしたものの、
ロシアゲート問題に絡んだ米政権運営の先行き不透明感や、米韓合同軍事演習が始まったことでの北朝鮮情勢への警戒感が重しとなり、引けにかけて下げ幅を広げました。
しかしテクニカル面では引き続き5日線が支持線として機能しています。
下値の堅さが意識されており、日柄調整の範疇といえそうです。中期的には強いトレンドは継続していて過熱を冷ます格好での短期調整といったところでしょうか。
一目均衡表では転換線、基準線が支持線として機能しており、ボリンジャーバンドではバンドが収れんするなか、+1σを挟んでの推移となっています。
今週は雇用統計をはじめ米経済指標の発表も多く、米経済の堅調を示すような良好な内容が想定されています。
翌週に控えている12月FOMCでの利上げは織り込み済みといえますが、
来年の利上げペースがどうなるかにつながっているため経済指標はしっかりチェックしていきたいところです。
さて先月ビットコインの価格は1万1000ドルを突破、
「ビットコインの値動きは皆様もご存知の通り極めて荒いため、売買で稼ぐことは容易ではないとの意見をよく耳にします。
ただし、市場参加者の多くは「ビットコインの高値が数万ドル程度にとどまるはずがない」と考えているようです。
仮想通貨取引市場に流入する資金は加速度的に増えることが予想されるため、
ビットコインは数え切れないほどの乱高下を繰り返し、
極めて高いボラティリティーを保ちながら、
市場価格を切り上げていく可能性もありそうです。」と伝えました。
その後、米ナスダックがビットコインの商品先物取引を2018年に開始する準備を進めていると報道されるなど相変わらずビットコインは注目されていますね!
今日フィスコラインでも配信されましたが、
今日フィスコラインでも配信されましたが、
米ニューヨーク連銀のウィリアム・ダドリー総裁は先週、連邦準備制度理事会(FRB)が仮想通貨の導入可能性を検討し始めていることを明らかにしたと米紙WSJが報じている、とのこと。
引き続きビットコインにも注目していきたいと思います。