改めて、ジュニアNISAについて | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

改めて、ジュニアNISAについて

そしてジュニアNISAについて。

ジュニアNISAは日本国内に在住している日本国民で、0~19歳の未成年者が対象となっています。

NISAの非課税投資枠は年間120万円ですがジュニアNISAは年間80万円分。毎年80万円までの非課税投資枠が設定され、投資金額80円分までの株式投資や投資信託にかかる値上がり益や配当金が非課税となる制度です。

期間は2023年(平成35年)までと、NISAと同様となっています。

NISAと大きく異なるのは対象が未成年なので本人には運用ができないこと。そこで運用は親権者が代行するという前提となっています。運用によって得た利益は、親世代の資産の形成のためなどではなく、ジュニアNISAを持っている未成年者のお子さんやお孫さんの進学や就職などのために利用するということを目的にしている制度なので、18歳までは原則として払い出しに制限があります。(災害等で緊急に資金を要する場合は除く。)

↑これがかなり大きなポイントです。正直、NISAの方が払い出しに制限もなく使いやすいのでNISAから始めて、ジュニアNISAはポートフォリオに気をつけて使う必要があります。


また、対象の未成年が成人したらNISAへ移行することができます。


NISAのメリットはなんといっても非課税で投資ができることですよね。例えばあなたのご家庭が大人2人と子供2人だった場合、大人1人120万円×2+供1人80万円×2=400万円の非課税枠を年間で持つことができます。そう、実質的には家庭においてのNISA枠が増えた、という感じです。

お子様のいるご家庭ではぜひ活用を検討して頂きたいと思います。現行の成人NISA口座と同様、ジュニアNISAも一度開設した口座を別の金融機関に変更、開設はできませんのでどこの証券会社で開くかも重要です。

せっかくお子さんやお孫さんのために資産運用するのですから手数料が安いことや商品の選択肢が多いことなどをしっかりチェックして選ぶことをおすすめします(°▽°)