約21年ぶりの高値に | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

約21年ぶりの高値に

今日の日経平均株価は、
前日比268円67銭高の2万2008円45銭と大幅続伸、
終値での2万2000円台は1996年7月5日以来、約21年4カ月ぶりです。

欧州中央銀行(ECB)理事会では、
予想どおり、主要金利は0.00%、中銀預金金利はマイナス0.40%にそれぞれ据え置かれました。
またドラギ総裁は「テーパリング(段階的縮小)ではなく単なる小規模化」として、現在月額600億ユーロとしている債券買い入れの規模が2018年1月から9月末まで月額300億ユーロに縮小、穏やかに資産買い入れ額が縮小されることになりました。
リスクオンの流れから前日の欧米株は買い優勢が上昇しました。

↓以下ECBについて詳しく書きましたので、
知りたい方、読んでみてくださいね。

ECBはEuropean Central Bankの略で欧州中央銀行を指します。

1998年6月にドイツのフランクフルトに設立された、ユーロ圏の銀行の中で、ユーロ圏の金融政策を決定して執行することができる銀行です。

ユーロ圏における物価の安定を主な目的としており、政策金利の決定、外貨準備の保有、管理、為替市場での市場介入やユーロ紙幣の発行なども業務としています。

中央銀行は通常では日本の日銀のように一つの国に一つだけあるのですが、

ユーロを支える中央銀行として設立されていて、ユーロを導入している国の中で1つだけある中央銀行となっています。

各国の中央銀行は引き続き存在していますがユーロに関する政策の基本的方針を決定するのはECBです。


ECB理事会(ECB Governing Council)は、

総裁、副総裁、選任理事4名の計6名のECB役員と、ユーロ導入国における各国中央銀行総裁19名、計25名で構成されています。現在の総裁はドラギ氏です。

ECBの最高意思決定機関でドラギ氏就任以降は積極的な緩和策が目立つこともあり注目されています。


ECB理事会が発表するECB政策金利の発表時期は、月2回のECB理事会の開催日の内、1回目の理事会終了後。

原則として毎月第1木曜に開催されます。