11日続伸
17日の日経平均株価は80.56円高の21336.12円となり、とうとう11日続伸です!
2015年5~6月に記録した12日続伸にあと1まで迫りました。
日経平均の水準自体は21年ぶりの高値です。
前日までの10営業日で計900円近く上昇していたため、
短期的な過熱感が意識されて前引けにかけてマイナスに転じる場面も見られました。
しかし、世界的な景気拡大を背景に相場全体の先高感は根強いようで、
後場に入ると早々にプラスへ切り返し、堅調に推移しました。
日経平均はこれまで押し目らしい押し目がなかったので、少々の下落局面でも積極的な買いが入りやすいのだと考えられます。
個別株では、データ改ざん問題に揺れる神戸製鋼所<5406>が注目されていました。
前日に開催されたアナリスト説明会を受けてこの問題に対する警戒感が和らいだようで、一時6%を超える上昇となりました。
ただ、取引終了後には米司法当局から書類提出を求められたことを公表しており、
引き続き注意深く状況を見守る必要がありそうです。
また、住友金属鉱山<5713>は銅価格の上昇を手掛かり材料として年初来高値を大きく更新しました。