小反発 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

小反発

今日の日経平均株価は、
前営業日比44円50銭高の2万0400円78銭と小反発。
今日から10月のマーケットですが、月初の上昇は16カ月連続となります。

5日線を上回って始まり、その後は日中値幅が50円程度の狭いレンジ取引が継続、
ボリンジャーバンドでは、引き続き上昇する+1σに沿った形での値動きであり、+1σと+2σとのレンジ内での推移。
バンドが切り上がっていることもあり、これに沿った下値切り上げのトレンドを形成したいところ。
一目均衡表では支持線として意識されている転換線にタッチしていたが、転換線の切り上がりに沿ったリバウンドをみせているます。
MACDは198まで上昇してきており、そろそろピーク感が意識されてくるところ。
週間形状のボリンジャーバンドでも+1σを支持線としているが、+2σが下向きに推移してきており、上値の重さが意識されそうです。

29日のダウ工平均は3日続伸、
ナスダックは4日続伸し、過去最高値を更新しています。
8月のPCEデフレータが発表されました。
PCEデフレーターは正式にいうと、Personal Consumption Expenditures Deflator.ともっと長いのです。名目個人消費支出(名目PCE)を実質個人消費支出(実質PCE)で割ったもので、簡単にいうと個人消費からみた物価動向を示す指標です。
PCEデフレーターの変動が物価変動となることを把握していただければオーケーです。
PCEデフレーターの変化率がプラスなら物価が上昇している、つまりインフレーション。マイナス変化なら物価も下落、つまりデフレーションとみることができます。また米国消費者物価指数(CPI)より調査範囲が広いこと、個人の支出項目を対象としていることが特徴です。
PCEデフレーターの中でも、個人消費支出関連のインフレを示す指数のうち価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたものを「PCEコアデフレーター」といいます。このPCEコアデフレーターこそが、FRBが物価指標の中で最も!重要視!しており、金融政策の参考となるものといわれていますので覚えてくださいね。
そのPCEコアデフレーターは前年同月比1.3%上昇と伸び悩む結果に。
とはいえハリケーンの影響が出たと考えられ、米景気が冷え込んだわけではなく、12月の米利上げの可能性は依然として高いのではと市場では考えられているようです。
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今日もお疲れ様でした!