大幅反発！

今日の日経平均株価は、

前営業日比270円95銭高の1万9545円77銭と大幅反発。

◯テクニカル面では

5日線を上回って始まると、

その後もじりじりと上げ幅を広げる格好に。

上値抵抗の25日線を捉えており、

ボリンジャーバンドでは-1σと中心値（25日）とのレンジに移行。

パラボリックは陰転シグナルが継続しているもののSAR値は19680円辺りに位置しており、シグナル好転へのハードルに近づいています。

MACDは陽転シグナルを発生させており、

先週末の陰転がダマシとなりました。

一目均衡表では転換線を突破してきており、

もち合いレンジの上限に位置している基準線が意識されています。

◯ファンダメンタルズ面では

9日の北朝鮮建国記念日に合わせて軍事的挑発行動があるのではとの懸念がありましたが、

蓋を開けてみれば9日は無事に通過したため地政学リスクが後退。

買い安心感が広がったことや、外国為替市場での円高一服を背景に幅広い銘柄が買い戻されました。

11日の国連安全保障理事会で米国は原油や天然ガスの供給停止や北朝鮮繊維製品の全面禁輸を含む新たな制裁決議案の採決を目指す方針を示しています。これに対して、北朝鮮外務省は、「いかなる最終手段も辞さない準備ができている」と米国に対して警告しています。

北朝鮮に対する追加制裁決議案の採決を見極めたいとの思惑もあり、売買代金は2兆円を下回っています。

ちなみに、マザーズ指数は3日ぶりに反発。JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20も反発、J-Stock Indexも続伸となっています。