3日続落の背景
今日の日経平均株価は、
前営業日比27円84銭安の1万9357円97銭と3日続落。
北朝鮮情勢が懸念され、リスク回避の売りが優勢となりました。
北朝鮮によって大陸間弾道ミサイルとみられるロケットが同国西岸に移動されていると報道されたことや、
トランプ米大統領が日本や韓国が米国から高性能の軍用製品を大量に購入することを許可すると呟いたことに対して北朝鮮はわれわれ独自の方式で応えると応じており、
加えて北朝鮮は米国にさらなる「贈り物」を届ける用意があると言っていることなどから、
アメリカと北朝鮮との間にも再び緊張感が。
9月9日の建国記念日や10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を通常角度で発射する可能性が示唆されており、
北朝鮮ミサイルの日本上空通過が常態化も警戒されています。
北朝鮮リスクの高まりからリスク回避姿勢が強まっている状態です。
安全資産とされる円買いが先行し円高にふれたほか、アメリカの3指数の引け値は揃って先週末比マイナスとなっており、米長期金利も低下しています。→北朝鮮のアメリカ経済への影響について後ほど掘り下げたいと思います。
石川製作所6208、細谷火工4274、豊和工業6203など防衛関連銘柄はチェックしておきたいですね。またリスク資産といえば金。こちらもチェックしたいですね。