東証マザーズ指数は今年一番の下げ幅に
今日の日経平均株価は、
122円44銭安の19385円81銭と連日で3ケタの下落になってしまいました…
3日に核実験を実施した北朝鮮ですが、
今度は再び大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する可能性があるとみられており、
市場でも同国を巡る地政学リスクへの警戒感が続いています。
取引時間中には「北朝鮮がICBMの移動を開始した」との報道が伝わり、
日経平均は後場に19354円59銭(153円66銭安)まで下落する場面がありました。
東証1部銘柄の9割近くが下落しましたが、
防衛関連銘柄の石川製作所<6208>や電磁パルス対策関連とされる阿波製紙<3896>はストップ高水準まで買われました。
新興市場では日経ジャスダック平均が2%近い下落となった上、
東証マザーズ指数は下落率が一時5%にまで達し、
今年一番の下げ幅となりました。
この下落で中小型株の需給整理が進んだとみられる一方、
北朝鮮情勢が落ち着くまで積極的な押し目買いは入れづらいところです。
まずは連休明けとなる米国市場の反応をしっかりチェックし、慎重に対応していきましょう。