続落
今日の日経平均株価は、
ご存知の通り、北朝鮮が早朝に弾道ミサイルを発射したことが大きな理由です。
報道によれば、ミサイルは5時58分頃に発射され、
6時12分頃に北海道襟裳岬の東1180キロメートルの太平洋上に落下したそうです。
ミサイル発射後は円相場が1ドル=108円台まで上昇、米シカゴ市場の日経平均先物も時間外取引で19045円まで下落するなど、
金融市場全体にリスク回避の動きが広がりました。
ただ、日経平均の日中安値は19280.02円(169.88円安)にとどまり、
終値でも200日移動平均線を上回る水準をキープしました。
日銀によるETF(上場投資信託)買い入れへの期待が支えとなったほか、
北朝鮮情勢を冷静に見極めたいとの思惑もあったといいます。
「朝方のシカゴ日経平均先物の大幅下落を考慮すると、思ったよりも下げなかった」と受け止める方が多いようです。
しかし、北朝鮮が強硬姿勢を示したことで、
市場の地政学リスクに対する警戒ムードはしばらく続くのではないでしょうか。
米国でも債務上限問題がくすぶり、
外部環境の不透明感が引き続き日経平均の重しとなりそうです。
一方、短期的な物色は外部環境の影響を受けにくい中小型株に向かっており、
日経ジャスダック平均は今日も年初来高値を更新するなど堅調に推移しています。
普段あまりジャスダック銘柄を見ないという方も、この機会にチェックしてみてくださいね。
また明日はマザーズ市場にUUUM<3990>が新規上場します。3週間ぶりのIPO、チェックしましょう!
今日もお疲れ様でした!